トレッキングポール考
連休中の白馬岳登山時にトレッキングポールを忘れた件についてはお知らせしましたが、トレッキングポールについて少し詳細なレポートをしたいと思います。
トレッキングポールには主に『Tグリップタイプ』、『アルパインポールタイプ』、『2wayグリップタイプ』の3種類があります。
それぞれに特徴がありますが私個人的な使い心地を含めて下記にレポートします。
まずは、『Tグリップタイプ』です。
私が最初にチョイスしたのはこのタイプでした。
伝統的にこのタイプが昔から使われて来たタイプだと思います。基本的には片手で使います。
主に登り時に後ろ向きに使うことでトルクが得られるイメージです。また、下り時にも積極的に前に付く事で三点での支点が得られて使いやすいです。欠点は長さが最大100センチ程度なので下り時にもう少し長さが欲しくなるケースがある事でしょうか...?
次いで最近最も使われているイメージの『アルパインポールタイプ』です。
スキーのストックの様に使えて 登り、下り共に前に突く事でトルク、ブレーキを得られます。4点支持で安定感は抜群で、最近のトレッキングポールの主役だと思います。基本的に両手で使いますが、片手で使う人も多いタイプです。
最後は『2wayグリップタイプ』です。
このタイプは今私が愛用しているタイプです。
両手、片手で使えますが私は両手で使います。
私が感じる限り登りは90センチ程度で両手でトルクを得ることが出来ます。
更に下りでは100センチ〜110センチ程度に設定することで4点支持が得られて抜群の安定感を感じることが出来ます。
もちろん、『アルパインポールタイプ』としても使用出来ます。
ただ、私が2wayグリップタイプを愛用するのは下記の理由があります、
下り時に両手全体でショックを吸収出来るので疲れません!
かつて『アルパインポールタイプ』を使っていましたが、『大峰奥馳道』縦走時に下りで紐の部分にストレスがかかってしまい、切れてしまった経験があります。
紐が切れた後はかなり使いにくくなった印象がありました。
という訳で今私が愛用するのは『2wayグリップタイプ』です。
皆さんもいろんなタイプを試して自分に合ったタイプをチョイスして下さい。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。