明日香村
今日は明日香村に行って来ました。
こう見えて私、明日香村に行くの初めてなんです。吉野や熊野方面にツーリングでよく通りながらココを目的地にする事が無く、先日の大峰奥駈道縦走の行きの電車で通りすぎる時、『来てみよう!』と思って、来た次第です。
まず、最初に訪れたのは石舞台古墳です。
6世紀から7世紀頃の土木技術ですでにこんな巨石を組み上げて立派な古墳が出来る様になってたのが不思議です。溝は当時からあった模様です。
次に訪れたのは、『伝飛鳥板葺宮跡』です。
当時の都の跡ですが、次の酒船石遺跡とセットになるようです。造営者の斉明天皇は大の土木工事好きだった様で色んな物を残して頂く事になった様です。
続いては『飛鳥寺』です。
日本最古の大仏『飛鳥大仏』があり、
そこから有名な『高松塚古墳』に向かいますが、その途中の『天武・持統天皇陵』に立ち寄ります。
伊勢神宮の式年遷宮を始めたり、古事記、日本書紀を編纂したり、いろんな意味で今の日本の原点にあたるご夫妻天皇陵です。
そして『高松塚古墳』です。
古墳自体は非常にシンプルです。すぐ近所に『高松塚壁画館』という建物があり、石棺内の『壁画』が
再現されています。 (あくまでも再現です)
最後は『キトラ古墳』です。
何と今回古墳壁画の一部を公開しているとの事!本来は予約が必要なんですが平日で空いているからか?記帳と身分証明書の呈示が必要ですが10分間の時間限定で『朱雀』を観ることが出来ました❗️ラッキー❗️
6世紀から7世紀は日本🇯🇵にとって大転換期だった様です。仏教が伝来し、同盟国の『百済』が滅ぼされ、救援に向かった日本軍は『白村江』で大敗!更に内政では権勢を振るっていた蘇我氏をクーデターで暗殺❗️
男系男子の皇位継承者がタイミング良く現れず、推古、皇極、斉明、持統と女性天皇が次々に即位した時代です。
なかなか馴染みのない時代ですが、現在の時代の今後のヒントが多く残されてるのではないか?と思う明日香村でした。